発行年月日1947年10月25日
総発行枚数200万枚
額面の種類1円20銭・80面シート
切手の価値やや高い

「第2回国体記念」切手の概要

「第2回国体記念」は1947年に石川県で行われた「第2回国民体育大会」を記念して、1947年10月25日に発行された記念切手です。

額面は1円20銭が4種類、80面シート構成になっており、発行枚数はそれぞれ50万枚となっています。

図柄は「ハードル」「飛び込み」「円盤投げ」「バレーボール」の競技4種目が描かれており、スポーツが図柄となった国内切手はこれが初となります。

図柄の種目選定については、当時の水泳大会で日本選手が世界記録を出したこと、国体の主催協会から希望があったこと、これらが理由に図柄の採用が行われたと言われています。

この「第2回国体記念」以降、3回、4回、5回・・・途中未発売の回も挟みながら現在でも発行され続けている切手シリーズであり、中でも「第5回国民体育大会」の田型切手は特に人気が高く、プレミア切手として非常に高い価値が付いています。

「第2回国体記念」切手の買取相場

1円20銭切手

第2回国体記念
  • 額面:1円20銭
  • 並品:250円
  • 美品:500円
  • 使用済:440円

「第2回国体記念」1円20銭切手の買取相場は美品状態で500円前後です。

単片切手としては4種ありますが、それぞれ同じ価値・買取相場となっています。単体でもある程度の買取価格となるため、複数枚あれば合算価格に期待できます。

田型シート

第2回国体記念
  • 額面:田型シート
  • 並品:1,200円
  • 美品:3,000円
  • 使用済:3,200円

「第2回国体記念」小型シートの買取相場は美品状態で3,000円前後です。

上記画像のように単片切手が「田の字」に繋がった状態を”田型”と呼びます。こうした連刷の切手は一部が欠けている場合でも、繋がったままの方が価値が高くなります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

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