発行年月日1947年10月14日
総発行枚数50万枚
額面の種類4円(シート)
切手の価値普通

「鉄道75年記念」切手の概要

「鉄道75年記念」は日本の鉄道が開通してから75周年を迎えたことを記念して発行された記念切手です。

発行日は1947年10月14日。額面は2円のみ、発行枚数は50万枚となっています。ちなみに単片切手は無く、小型シートのみが発行された切手となります。

図柄は青色印刷で「国鉄7100形蒸気機関車」が描かれており、蒸気機関車がモチーフとなった小型シートとしては世界最初となります。

図柄に用いられた機関車「7100形」は北海道で初となる鉄道「官営幌内鉄道」を走っていた蒸気機関車であり、愛称は「弁慶号」でした。

この機関車は当時アメリカから輸入されたものであり、「弁慶」以外にも「義経」「静」「比羅夫」と愛称が付けられた7100形が存在しています。後に7100形は鉄道記念物に指定され、現在では神田の交通博物館に保存されています。

この切手に関連のある切手としては、1942年に発行された「鉄道70周年記念」切手があります。これらは鉄道切手として切手コレクターのみならず、鉄道ファンからの人気も高い切手となっています。

「鉄道75年記念」切手の買取相場

鉄道75年記念
  • 額面:4円(シート)
  • 並品:480円
  • 美品:1,000円
  • 使用済:800円

「鉄道75年記念」4円切手(シート)の買取相場は美品状態で1,000円前後です。

残存数もそれなりに確認されていることから、並品と美品では買取価格が大きく異なる切手となります。ただ発行初日の消印が押されている「FDC」に該当する切手であれば更に価値が高まり、より安定した高価買取が期待できます。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

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