発行年月日1947年11月25日
総発行枚数1,000万枚
額面の種類1円20銭+80銭
切手の価値やや低い

「第1回社会事業共同募金」切手の概要

「第1回社会事業共同募金記念」は、社会事業における資金調達を目的とした寄付金付きの記念切手です。

発行日は1947年11月25日。額面は1円20銭に80銭の寄付金が乗った「1円20銭+80銭」、発行枚数は1,000万枚となっています。

図柄は赤色印刷で「募金のシンボルマーク」が描かれており、「社会事業共同募金」と書かれているのが特徴です。

寄付金付きの切手は戦前から何度か発行されていましたが、この切手を皮切りに「東京オリンピック」「札幌オリンピック」「大阪万博」などの国家事業の際に、寄付金付き切手が積極的に発行されるようになります。

ただ当時、寄付金付き切手はあまり人気がなく「第1回社会事業共同募金記念」については記念切手としては異例の1,000万枚という発行枚数の多さから、大量の売れ残りを抱える事態となってしまいます。

売れ残った切手は半ば強制的に売りつけたという噂もあり、同時代に発行された切手に比べると希少価値は低い切手となっています。

「第1回社会事業共同募金」切手の買取相場

第1回社会事業共同募金
  • 額面:1円20銭+80銭
  • 並品:40円
  • 美品:80円
  • 使用済:60円

「第1回社会事業共同募金記念」1円20銭+80銭切手の買取相場は美品状態で80円前後です。

発行枚数の多さに加え、残存数も多数確認されていることから、切手の価値・買取相場はともに低めとなっています。ただこの年代の切手は価値が高いものが多く、切手アルバムをお持ちの方は思わぬ高価買取に繋がる場合もあります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。