発行年月日1950年10月28日
総発行枚数400万枚
額面の種類8円・20面シート
切手の価値非常に高い

「第5回国民体育大会記念」切手の概要

「第5回国民体育大会記念」は愛知県にて行われた「第5回国民体育大会」の開催を記念して発行された記念切手です。

発行日は1950年10月28日。額面は8円が4種類あり、発行枚数はそれぞれ100万枚となっています。

図柄は大会競技であった「つり輪」「棒高跳び」「サッカー」「障害馬術」の4種目が描かれています。

切手の題材である「第5回国民体育大会」は過去に行われた大会の中でも特に盛り上がりを見せた回であり、大会初となる炬火(オリンピックでいうところの「聖火」)が用いられたなど記念すべき大会となりました。

全大会までの「国民体育大会記念」は80面シートでの販売が行われてきましたが、第5回からは20面シートに変更されています。

これにより切手コレクターではない人も気軽に購入できるようになりましたが、郵便に普通使用される機会も増えてしまいました。結果的に未使用状態の「第5回国民体育大会」は品薄状態となり、現在ではプレミア切手として取り扱われています。

「第5回国民体育大会記念」切手の買取相場

8円切手

第5回国民体育大会記念
  • 額面:8円
  • 並品:720円
  • 美品:1,500円
  • 使用済:600円

「第5回国民体育大会記念」8円切手の買取相場は美品状態で1,500円前後です。

プレミア切手だけあり、バラ状態でも安定した高価買取が期待できる切手となっています。ちなみに単片切手は4種類ありますが、全て同じ価値・買取相場となっています。

田型シート

第5回国民体育大会記念
  • 額面:田型シート
  • 並品:3,400円
  • 美品:10,000円
  • 使用済:6,000円

「第5回国民体育大会記念」シートの買取相場は美品状態で10,000円前後です。

注意しておきたいのは上記は田型、あるいは横4列のシート買取相場であるということです。美品状態の20面シートになると買取相場は15,000円前後まで上昇します。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。