発行年月日1952年2月19日
総発行枚数600万枚
額面の種類5円・10円
切手の価値普通~やや高い

「万国郵便連合加入75年記念」切手の概要

「万国郵便連合加入75年記念」は、日本が万国郵便連合に加入してから75周年を迎えたことを記念して発行された記念切手です。

発行日は1952年2月19日。額面は5円・10円の2種類、発行枚数はそれぞれ300万枚となっています。

図柄は、5円切手が紫色印刷で「南十字星」、10円切手には灰色印刷で「北斗七星」が描かれています。

切手の題材となった「万国郵便連合」は各国の切手が分け隔てなく国際的に通用できるように定めるなど、郵便に関する国際機関であり、加盟国の国際郵便制度を担っている機関です。

日本が加盟したのは1877年6月1日まで遡ります。アジア諸国の加盟としてはこれが初となりました。第二次世界大戦が勃発した際には脱退をしていますが、終戦後の1948年に再加盟を果たしています。

「万国郵便連合」の加盟を記念した切手はこれだけでなく、加盟50周年を記念した1927年発行「万国郵便連合加盟50年記念」、加盟100周年を記念した1977年発行「万国郵便連合加盟100年記念」も存在しています。

「万国郵便連合加入75年記念」切手の買取相場

5円切手

万国郵便連合加入75年記念
  • 額面:5円
  • 並品:180円
  • 美品:350円
  • 使用済:60円

「万国郵便連合加入75年記念」5円切手の買取相場は美品状態で350円前後です。

この時代の記念切手の発行枚数としては多くも少なくもなく、価値に関しても至って普通です。ただバラ状態でも臨時収入としては十分な価格となっており、複数枚所持している場合は合算価格に期待できます。

10円切手

万国郵便連合加入75年
  • 額面:10円
  • 並品:440円
  • 美品:920円
  • 使用済:160円

「万国郵便連合加入75年記念」10円切手の買取相場は美品状態で920円前後です。

10円切手は、5円切手から一転して価値が上がり、並品状態でも5円切手の美品買取相場を超えます。単片でも高価買取となりやすい切手ではありますが、2種をセットにすることで価値は更に上がります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

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