発行年月日1947年8月19日
総発行枚数15万枚
額面の種類2円×5枚(シート)
切手の価値普通

「京都切手展記念」切手の概要

「京都切手展記念(きょうときっててんきねん)」は東京の日本橋を皮切りに行われた「郵便切手を知る展覧会」が、京都で開催されたことを記念して発行された記念切手です。

発行日は1947年8月19日。額面は2円切手が5枚組み合わせとなっている小型シート、発行枚数は15万枚となっています。

図柄は普通切手として発行されていた第1次新昭和切手「清水寺」の図柄がそのまま流用されています。

「清水寺」が採用された背景には、京都にちなんだ図柄であった点、図柄の元となった普通切手「清水寺」が平版・目打なし・糊なしという短期間での製造・発行に向いていた点が要因としてあるようです。

「京都切手展記念」は京都展覧会の会場内のみで発売され、売れ残ったものは、シートから剝がし再び単辺の普通切手として再販売されました。したがって「京都切手展記念」として査定してもらうためにはシート状態で残っていることが条件となります。

「京都切手展記念」切手の買取相場

京都切手展記念
  • 額面:2円×5枚(シート)
  • 並品:720円
  • 美品:1,500円
  • 使用済:1,300円

「京都切手展記念」シートの買取相場は美品状態で1,500円前後です。

切手シートの買取相場としては特別高いわけではありませんが、臨時収入としては十分な額といえます。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。