発行年月日1947年8月15日
総発行枚数1,000万枚
額面の種類1円20銭・4円
切手の価値普通~やや高い

「民間貿易再開記念」切手の概要

「民間貿易再開記念(みんかんぼうえきさいかいきねん)」は民間貿易の再開を記念して、1947年8月15日に発行された記念切手です。

額面は1円20銭・4円の2種類があり、発行枚数はそれぞれ共に500万枚となっています。

図柄は共通しており、切手中央に旧字体で「民間貿易再開記念」、その周りにはギターや扇子といった「輸出品」が描かれています。

戦前から戦後にかけて切手のデザインは民主化政策によって大きく変わり、戦前の切手に使用されていた、皇室のシンボルである菊花紋章はこの「貿易再開記念」から使用されなくなっています。

「民間貿易再開記念」切手の買取相場

1円20銭切手

民間貿易再開記念
  • 額面:1円20銭
  • 並品:80円
  • 美品:180円
  • 使用済:80円

「民間貿易再開記念」1円20銭切手の買取相場は美品状態で180円前後です。

発行枚数は500万枚と極端に多いわけではありませんが、残存数が多く確認されていることから買取相場はやや低めとなっています。

4円切手

民間貿易再開記念
  • 額面:4円
  • 並品:180円
  • 美品:400円
  • 使用済:100円

「民間貿易再開記念」4円切手の買取相場は美品状態で400円前後です。

バラ状態でもある程度の買取相場となっており、複数枚所持している場合は合算価格に期待できます。ただし1円20銭切手も所持している場合はまとめて出品することでコレクションとしての価値が上がり、買取価格が上昇する場合もあります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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