発行年月日1905年7月1日
総発行枚数250万枚
額面の種類3銭
切手の価値高い

「日韓通信業務合同記念」切手の概要

「日韓通信業務合同記念(にっかんつうしんぎょうむごうどうきねん)」は朝鮮半島における郵便事業の拡大を目的に、日韓通信業務を締結した記念として発行された記念切手です。発行日は1905年7月1日、額面は3銭切手の1種類のみ、すべて日本で企画製造された切手となっています。

図柄は中央の円形枠内に「参銭」の文字が大きく描かれ、上下には「鳩」が添えられています。また「日本の国章である皇室の菊花紋章」と「大韓帝国の国章である李王家の李花紋章」が並べられており、日韓両国の紋章が対等の位置関係で表されています。

日本国内のみならず韓国でも同時に販売され、発行枚数148万枚のうち82万枚が韓国で発売されました。両国での使用を目的としていたため「大日本帝国郵便」の印字はなく、「日韓通信業務合同紀念」と印字がされています。

「日韓通信業務合同記念」切手の買取相場

日韓通信業務合同記念
  • 額面:3銭
  • 並品:4,200円
  • 美品:8,000円
  • 使用済:800円

「日韓通信業務合同」の買取相場は保存状態の良い品で8,000円前後となります。

日本国内における発行部数が少ないということもあり、記念切手の中でも比較的に希少価値が高く、買取においても安定した高価買取が期待できる切手です。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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