発行年月日1949年5月5日
総発行枚数10万枚
額面の種類5円×10枚(シート)
切手の価値高い

「犬山こども博覧会記念」切手の概要

「犬山こども博覧会記念」は愛知県犬山町で行われた「こども博覧会」の開催を記念して発行された記念切手です。

発行日は1949年5月5日。額面は5円、5枚が10枚組み合わさった小型シートになっており、発行枚数は10万枚となっています。

図柄は同日に発行された単片の記念切手「こどもの日記念」の図柄がそのまま流用されています。

こどもの日記念」の図柄が流用されたものだったことに加え、定価50円という当時の販売価格としては高額であったことが原因となり、当時の切手コレクターからは少なからず不満の声が上がっていたそうです。

「犬山こども博覧会記念」は急遽発行が決まった切手であり、博覧会の会場と一部の郵便局のみで限定発売されたことから入手が困難な切手でした。その結果、現在では希少価値が高く、高額取引される切手となっています。

「犬山こども博覧会記念」切手の買取相場

犬山こども博覧会記念
  • 額面:5円×10枚(シート)
  • 並品:7,800円
  • 美品:18,500円
  • 使用済:13,000円

「犬山こども博覧会記念」シートの買取相場は美品状態で18,500円前後です。

「こどもの日記念」と図柄が同じですが、目打ち(切手のミシン目)の有無で判断ができるため、バラ状態の「犬山こども博覧会記念」として買取価格が付きます。

バラ状態の「犬山こども博覧会記念」の買取相場は500円前後となります。シートと比較すると価格は落ち込みますが、複数枚所持していれば合算価格に期待できます。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

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