古本の買取って今までは、ブックオフやゲオの店舗に重たい本を台車で持って行ったり車で運んだりと大変でしたよね。
しかも、大変な思いをして本を運んでも期待した金額にならなかったり、ともすれば値段がつけられないから返却なんてことになったり・・・。
苦労して運んだにも関わらず、その本を持って帰らなきゃいけないなんて最悪ですよね。
でも、最近はネットで申し込んで宅配買取を依頼すれば自宅にいる状態でなんの苦労もなくお金に変えることが出来ます!
手間をかけずに古本やコミックを買取できるなんて最高ですよね!そんなネット宅配買取の方法をこのページでは解説していきます。
ネットの宅配買取は手順がだいたい同じなので、このページの解説を見ていただければだいたいの疑問を解消することができると思います!
宅配買取のやり方・流れ
宅配買取は基本的に日本全国で受け付けてくれます。
しかしたまに沖縄や離島などだと、追加料金がかかってしまったり、受け付けしてくれていない場合もあるので注意してください。
では、ネットの宅配買取はそもそもどのような流れで行なっていくのでしょうか?
大きな流れと、それぞれのやり方やちょっとしたコツなどを合わせて解説していきます。
①必要書類を準備する
買取を行う際には、本人確認書類の提出が必要になります。
そもそも買取事業を行うには公安委員会古物商許可証をもらう必要があります。
この本人確認手続きをしないと、査定の申込はできますが、買取代金の振込をしてもらえないので、必ず提出しなければなりません。
査定商品を入れたダンボールに身分証明書のコピーを入れて送付します。もう
あるいは、ウェブサイト上で身分証画像データなどをアップして登録するシステムの買取業者もあります。
データをアップする買取サイトは新規会員登録が必要になる場合が多いです。
面倒だと思われるかもしれませんが、初回の買取時に入力した登録情報を利用し、2回目以降は買取フォームの入力を省略できるので、より手間をかけずに物を売ることができます。
情報の変更ももちろん可能です。
本人確認書類は、基本的に運転免許証などの身分証明書コピーで大丈夫です。
必ずしも写真付きである必要はありません。
本人確認書類で使用できる身分証明書例
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- パスポート
- 住基カード(写真付き)
- 住民票(発行から3ヶ月以内)
- 国民年金手帳
- 身体障害者手帳
- 外国人登録証明書
- 特別永住者証明書
これらのコピーをまずは用意しましょう。
マイナンバーカード、社員証、学生証などは身分証として承認してくれない買取ショップもあります。
基本的には上記の書類を提出することがおすすめです。
また18歳未満の方が申し込む場合は、保護者名義で身分証明書を送付したり、あるいは保護者同意書などを業者側から送ってもらい、それを同封する必要があります。
貴金属やブランドバッグや洋服、着物、時計など高額商品の取扱い業者では、運送保険を自動的に付けてくれるところもあります。
配送中に運送会社のトラックが事故に遭ったりした場合、金額を保証するというシステムです。
出張買取や店頭買取とは違い、宅配買取は一度持ち主の手から離れます。
その時のリスクを最小限に抑えるために、様々な工夫をしてくれているので、安心して買取してもらうことができるんです。
もちろんそうしたサービスをしていない業者もあるので、店舗情報やショップ情報、サイトの情報をしっかりと確認するようにしましょう。
②買取フォームから買取依頼を出す
買取依頼の方法は電話、あるいはサイトの申し込みフォームの両方から出来ます。
買取業者のサイトにアクセスすると、だいたい一発で見つかる場所に申し込みフォーム画面へのボタンと電話番号があります。
どちらの連絡方法も予約は可能ですが、フォームに記入して買取依頼をする方が正直楽ですね。
電話だと住所などを口頭で伝えなければならず、間違いが起きる可能性もあります。
また営業日以外は基本的に電話での予約はサービス時間外です。
Webサイトからの申込なら年中無休で受け付けており、いつでもあなたの好きな時間に買取を依頼することができます。
また宅配買取の場合、買取依頼書などの書面で申込しなければならない業者はほとんどありません。
主な申込フォームの入力項目
- 名前(フリガナ)
- 生年月日
- 性別
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号(携帯電話番号でも可)
- 緊急連絡先
- メールアドレス
- 買取コースの選択
- 商品点数(ダンボール箱の数を入力する場合もあります)
- 宅配キット希望の有無
- 集荷希望日、時間帯
- 口座名義人などの振込先の銀行口座の情報
- 個人情報などに関する利用規約のへの同意
買取サービス内容によって多少異なりますが、だいたい上記の項目を入力しなければなりません。
また買取サイトでは買取キャンペーンを行なっていることも、けっこうあります。
キャンペーンを適用する際にはキャンペーンコードの入力項目なども、ここに追加されます。
電話の場合は、申込内容の確認作業として復唱などもするので、かなり時間が掛かりますね。
買取依頼フォームで入力を行うと手続き完了までだいたい5分くらい。
特別な理由がない限りは、ウェブからの予約をおすすめします。
集荷予定日を決める必要があるため、家に居る予定の日を把握し不在などにならないようにしましょう。
vabooなどでは、どうしても集荷日時の予定が合わない・・・なんて時には電話で発送買取も受けてくれます。
③ダンボールなどで古本や漫画などを梱包する
ここでは宅配買取サービスを利用する際の梱包方法をご紹介していきます。
集荷や発送をするために本をダンボールに詰めていきます。
この際にコピーした身分証を入れるのを忘れないようにしましょう。
少量であればダンボールを使用せず紙袋程度の梱包でも大丈夫です。
しかし輸送の過程で傷がつく可能性もあります。
損傷が激しい場合には、買取対象外となったりマイナス査定となってしまうこともあります。
安全に商品を送付するためにもダンボール梱包することをオススメします。
ダンボールの数が複数になっても、身分証のコピーは1枚で大丈夫です。
ダンボールの中に入れるもの一覧
- 買取商品
- 身分証明書のコピー
- 商品送付書(業者側で指定された場合のみ)
- 保護者同意書(18歳未満が申込する場合のみ)
商品送付書の同封が必要な場合は、業者側が書類を用意してくれることがほとんどです。
最近ではあまりこの送付書を提出させる買取業者はあまりいませんね。
大多数の人はここでダンボールを用意していなくてバタバタするなんてこともあるのではないでしょうか。
古本を買取してもらってお金に変えよう!と思っている矢先ダンボールを買う出費が出てしまうのは正直嫌ですよね・・・。
「そんな人がいるのはお見通し」といわんばかりにダンボールや緩衝材付きの宅配キットを無料で提供してくれる宅配買取サービスも多く存在します。
■ダンボールを無料で提供してくれる宅配買取サービス
- ブックサプライ
- ネットオフ
- もったいない本舗
- ブックオフオンライン(宅本便)
- アマゾン宅配買取
- ブックステーション
これ以外の業者もありますが、有名で信頼できるのは上記のような買取店ですね。
ダンボールを自分で用意しなくとも、注文すれば家まで届けてくれます。
何から何まで自宅からできるのはありがたいことです!
特にブックサプライがおすすめです。
その理由としては、10冊以上の査定依頼でダンボールを提供してくれることと、オンラインでリアルタイム査定してくれるため買取依頼から結果を受け取るまでがスピーディーであるためです。
ダンボールに本を詰める時のちょっとしたコツで買取額アップ!
漫画や小説、また参考書、専門書などの書籍だと、基本的に先にご説明したような運送保険はかけられていません。
そのため運送中にページが曲がてたり、角が潰れていたら査定額が落ちてしまいます。
ダンボールに詰める前は買取可能な状態であったとしても、綺麗に詰めることができていなければダンボールの中で本同士がぶつかり、傷がついてしまうことがあります。
商品ごとに丁寧な梱包をする必要はありませんが、箱の中に空白ができないように本を詰めてあげるなど、綺麗に送るためのちょっとした工夫は必要です。
空白になっているスペースには丸めた新聞紙などを詰めて、輸送中に本が中で動かないようにしてあげましょう!
梱包方法を少し工夫して本が綺麗なまま到着すれば、査定額アップも期待できるかもしれません!
④集荷してもらう
②で依頼した日時に宅配業者が指定した集荷先の住所へ引き取りに来てくれます。
ここでは梱包した品物を渡すだけで大丈夫!
伝票は宅配便の業者が用意してくれます。
利用者側が手書きする必要もないため、本当に待っているだけです。
また買取システムによっては、集荷配送依頼を自分で宅配業者に申込しなければならないケースがあります。
買取サイトの送料無料条件をクリアしている場合には、着払いで送付しましょう。
集荷の際に注意したいポイントとしては、集荷人と身分証と振込人の名義や住所が同一かどうかを改めて確認しましょう。
届出した身分証明書の住所と集荷した住所が異なっていると、水道光熱費など公共料金領収書や明細の提示を求められる必要があります。
面倒ではありますが、これは法律で決まっているので仕方ありません。
とにかく買取が成立し、査定額が振り込まれるのは本人確認終了後。
買取金額の銀行振込手続きが遅れたり、買取が受け付けられなかったりというトラブルの元に繋がる可能性があるため、あらかじめ複数の身分証明書のコピーを送るなどして未然に防ぐようにしましょう!
⑤査定終了を待つ
荷物が業者に到着すると、査定が始まります。
最短で即日、遅くとも2〜3営業日で査定が終了します。
査定完了後には、メールが届きます。ここでメールがいつまでたっても届かないなんて時は迷惑メールのフォルダに振り分けられていないか確認しましょう。
どんなに遅くとも1週間以内にはメールが到着しているはずです。
金額に満足した場合は、買取承認の連絡をします。
その連絡を確認後、業者があなたの指定した銀行口座に支払われます。
振込手数料は自己負担のため、そこは割り切りましょう。
納得が行かなければ書籍の返却希望を伝えることになります。
ただしほとんどの業者では返品の際の送料や手数料がかかります。
Vabooやブックサプライなどは返送も無料で行なってくれるため、気に入っていた本の査定額に納得がいかなかった・・・なんて時も安心!
また1〜3月などの引っ越しシーズンは、買取業界も繁忙期になります。
査定スピードが遅くなる場合もありますが、もしあまりにも査定対応の連絡が来ないときには問合せしてみましょう。
宅配買取のやり方・流れまとめ
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