コレクターに人気の中国切手は、美しいデザインのものが多く、歴史も長いことから希少価値が高く、高額で買取されている切手です。この記事では、そんな中国切手を売りたいと考えている方に役立つ情報をお届けします。
具体的には、以下の内容を紹介しています。
- 人気中国切手の買取価格相場
- 中国切手買取のポイント
- 中国切手の買取におすすめの買取業者
人気中国切手の買取価格相場一覧
中国切手は文字どおり中国で発行された切手のこと。種類が豊富にあり、中には切手一枚で数十万円を超えるシリーズもあります。色合いやデザインも美しく、はっと目に留まるものが多いので、そんなに古い切手でなくとも高い価値を持つものがあります。
以下では、人気の中国切手を紹介し、各切手の概要や発行年、相場などを解説していきます。
- 牡丹シリーズ
- 鳥シリーズ
- 天安門図(第3版)、(第5版)
- 大パンダ
- 赤猿(子ザル)
牡丹シリーズ
発行年 | 1964年 |
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買取の相場 | 15種類すべて揃っていれば30,000円前後、小型シートで18万円前後の相場価格 |
牡丹シリーズは15種類揃った状態のバラ切手、または小型シートで発行された中国切手です。見た目にも美しく魅力的な切手ですが、古いということもあり希少価値も上がっています。特に小型のシートは発行数が少なかったので、美品の場合かなりの金額になると予測されています。
鳥シリーズ
発行年 | 1981年 |
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買取の相場 | 切手帳の形式のもので20,000~30,000円の価値の商品で、買取相場は10,000〜20,000円前後。状態が良ければそれよりも上がる可能性はあります |
鳥シリーズは、切手の中では比較的近年に発行されたこともあり、高額な価格は期待できませんが、それでも十分価値がある切手です。中国切手の買取は切手の状態によって大きく価格が左右されますから、美品であればあるほど価格は上昇します。
天安門図
天安門図(第3版)
発行年 | 1950年 |
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買取の相場 | 7種類すべて揃った状態での価格は30,000円前後なので、買取価格は10,000~20,000円前後が相場 |
天安門図の第3版は7種類が発行されています。古い発行の切手なので綺麗に保存されているものも少なく、かなり希少価値はあります。ただ、中国切手の買取価格は年々変動しており、ピークを逃すと価値もかなり変わります。高く買い取ってもらいたいのであれば時期を見定めることが大切です。
天安門図(第5版)
発行年 | 1951年 |
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買取の相場 | 10万切手は20万円前後、20万切手は40万前後と倍の価格価値があります |
天安門図第5版の北京高額版は第3版とは違い、価格が高額です。発行年数はあまり変わらないのですが、中国の政治によって回収対象となったという背景があるので異常に流通が少なく、プレミア切手と言える存在です。
そのため、通常は使用済み切手の価格はだいぶ下がるのですが、天安門図第5版の使用済み切手は買取価格がとても高い傾向にあります。6種が全て揃った状態の第5版であれば、80万前後の価値になる場合もあります。
大パンダ
発行年 | 1963年、1973年 |
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買取の相場 | 6種がすべて揃った状態で15,000円前後の買取価格 |
白地にシンプルに描かれたパンダが特徴的で、中国の象徴ともいえる代表格の人気切手です。発行年数が2つあるのは、この切手が一次、二次と2つの期間に分けて発行されたから。一次の大パンダ切手は二次よりもプレミア価値が高いので、美品ならさらに高い価格が期待できます。
赤猿(子ザル)
発行年 | 1980年 |
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買取の相場 | 単体でも20万前後の価値があり、12万円~15万円で買い取り可能。状態によってはもう少し金額が上がる場合あり |
赤猿は中国切手の中でも有名な切手の一つです。実はこの切手は、中国で初めて発行された年賀切手でもあるので、特に希少価値があるのはもっともなことです。シートならもっと価格は跳ね上がり、時期によっては高額価格がつく場合もありますので、買取の時期やお店選びは慎重に。
中国切手買取のポイント
中国切手は歴史が長く、上記で紹介したもの以外にも、非常に多くの種類の切手が出回っています。数千円から中には数万円、数十万までびっくりするような価格になる切手も存在するので、もし眠っている中国切手があるなら一度査定してみることをおすすめします。
ここからは、実際に中国切手を買取に出す際に知っておきたいポイントをいくつか解説します。
- 1970年代の中国切手はバラでも価値が高い
- 中国切手の買取ならオークションより出張買取がおすすめ
1970年代の中国切手はバラでも価値が高い
古いものは価値が高い、とはよく言いますが、それに歴史の背景が加わると希少価値というものはどんどん上昇します。中国では1960年代後半に毛沢東が行った文化大革命下での影響で、当時切手収集が禁止され、1967年10月から国外への輸出も禁止されました。
そのため、1967年以降から1970年代の時期の切手はあまり出回ることなく、限られた人しか手にできなかったためかなり希少性が高いのです。多少汚れていたり、バラだったり、消印がついたものでも高額で買取が可能です。
中国切手の買取ならオークションより出張買取がおすすめ
気軽に切手を売りたいという人が活用するのはオークションが多いかもしれませんが、中国切手の買取はオークションより専門の業者に出張買取してもらう方がおすすめです。
もしネットのオークションサイトで切手を売りに出した場合、落札価格から10%前後の利用料と送料が必要になります。また、自分で価格を設定するオークションの場合、十分な知識がないまま売ってしまい、本当は高額な切手を安値で出してしまい、大きな損をする可能性もあるでしょう。
切手買取業者を利用すれば、手数料が一切かからないこともあります。また、専門の切手査定員が状態も加味したうえで適切な切手の買取金額を算出してくれるうえ、出張買取なら家まで来てくれて便利です。
中国切手の買取におすすめな出張買取業者
出張買取を選ぶ際は、業者を自宅に招くわけですから、業者選びは慎重に行い、有名な業者や評判のいい業者を選ぶべきでしょう。中国切手買取を行う買取業者はいくつかあります。なかでもおすすめで代表的な業者を紹介しますので、買取検討の際は参考にしてみてください。
- バイセル
- 買取プレミアム
- 福ちゃん
これらの業者は、東京・横浜・大阪・名古屋・福岡など全国に出張が可能で、汚れた切手にも対応しています!
最短30分でスピード買取してくれる「バイセル」
引用元:バイセル公式HP
買取可能方法 | 宅配買取/出張買取 |
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費用 | 完全無料 |
対応地域 | 全国対応 |
受付時間 | 10:00~20:00 |
キャッチコピーどおり、とにかく早い査定で知られているバイセル。高く切手を売りたいときにはもちろん、問い合わせをしてから出張での買取が成立するまでが非常に早いのが特徴です。
査定も丁寧で、高額査定が売り。「価格満足度」「顧客満足度」「安心利用サービス度」の3つ星評価に輝いているバイセルは、全国対応でどこにでも出張買取してくれます。
バラの中国切手も誠実に査定してくれる「買取プレミアム」
引用元:買取プレミアム公式HP
買取可能方法 | 持込買取/宅配買取/出張買取 |
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費用 | 完全無料 |
対応地域 | 全国対応 |
受付時間 | 24時間対応 |
高品質なサービスで高く安心な買取を公言している買取プレミアムは、丁寧で親切な接客を売りにしており、買取が初めての方でも安心して利用できる買取業者です。バラの中国切手にも対応してもらえます。
プレミア中国切手も丁寧に買取してくれる「福ちゃん」
引用元:福ちゃん公式HP
買取可能方法 | 店頭買取/宅配買取/出張買取 |
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費用 | 完全無料 |
対応地域 | 全国対応(一部宅配のみ) |
受付時間 | 9:00~21:00 |
切手買取でとくに有名な福ちゃんは、タレントの中尾彬さんと池波志乃さん夫婦が広告塔で、認知度も高く信頼できる切手買取業者です。プレミア中国切手などのレアなものも取扱ってくれるので、査定してもらうだけでもおすすめです。
中国切手の買取なら出張買取「バイセル」がおすすめ!
引用元:バイセル公式HP
中国切手の買取価格相場や、おすすめ業者について、おわかりいただけましたか?
今回の内容を振り返ってみましょう。
- 中国切手の「天安門図(第5版)」や「赤猿」は特に高値で売れる
- 1970年代の中国切手はバラでも価値が高い
- 中国切手の買取ならオークションより出張買取がおすすめ
- 中国切手の買取におすすめの出張買取業者はバイセル・買取プレミアム・福ちゃん
中国切手は、特に人気の切手になれば、中には数十万するものも存在します。せっかく買取してもらうならやっぱり価格を高く設定してくれる業者を選びたいものです。それならやはり、買取価格の高さと買取におけるスピード感が特徴のバイセルが一番。レアな切手もちょっと古くなってしまった中国切手も丁寧に査定し、高額で買取してくれます。切手の買取価格で業者を選びたいという方は、是非バイセルで査定見積もりしてみることをおすすめします。