興味をもつ人や集めている人も増えているという中国切手。売却するならどのような中国切手が高価買取の対象になるのか、高価買取のポイントはあるのか、おすすめの業者はどこなのか…といったことが気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、中国切手を高価買取してもらうために役立つ情報を紹介しています。
具体的な内容は、以下のとおりです。
- 中国切手高額ランキング
- 中国切手の人気の理由
- 中国切手を高額買取してもらう3つのポイント
- 中国切手を高額買取してくれるおすすめ業者
ここから詳しくみていきましょう!
中国切手高額ランキング
ここでは中国切手の中でも特に高額で売買されている切手をランキングにまとめてご説明します。
- 第1位「全国の山河は赤一色」買取価格4,300万円
- 第2位「梅蘭芳舞台芸術切手」買取価格150〜200万円
- 第3位「赤猿」買取価格10〜20万円
第1位は「全国の山河は赤一色」。中国の地図と毛沢東語録を掲げる民衆が描かれており、名前のとおり全体的に赤が多用された切手です。台湾の部分だけ赤く塗られていないという印刷ミスがあり、たった半日で販売が中止になったため、数が少なく希少性が高いのです。この切手で家が買えてしまう金額という驚異の1枚です。
第2位は「梅蘭芳舞台芸術切手」。京劇の俳優である梅蘭芳が舞台で演じているところが描かれた切手です。貴妃酔酒という舞台をテーマにした小型シートで、梅蘭芳が人気だったわりに発行枚数が少なく、今現在も美品が少ないこともあり希少性が高く、コレクターの間でも人気があります。
第3位は、「赤猿」。中国切手と言ったら「赤猿」というぐらい有名な切手で、その名のとおり赤い背景のところに赤い猿が描かれています。赤猿は中国で初めての年賀切手ということで発売当初から人気がありましたが、やはりこちらも発行枚数が多くないため、希少性が高く今でも人気の切手です。
中国切手はなぜ高い?人気の理由を解説
上でご紹介したとおり、中国切手の中には家が買える金額で取引されるほどのものもありましたね。中国切手の人気がこれほど高いのには、次のような理由があります。
- 文化大革命時は切手収集禁止で切手が残っていないため
- 発行枚数が少ないため
- 投機目的で収集する中国人が多いため
中国切手でも特に人気が高いのは、1966〜1976年の文化大革命時のもの。この当時、中国では切手収集が禁止されていたので、使われたものも含め多くの切手が破棄され、この当時の切手は極端に少ないのです。
一方、日本では切手収集が人気で多くの中国切手が残されていたため、日本国内のみならず海外のコレクターも日本で中国切手を探す人が多いようです。
また、発行枚数の少なさも人気の理由となります。特に人気の切手は元々発行枚数が少ない場合が多いです。例えば、梅蘭芳舞台芸術切手は2万枚、赤猿は500万枚とされています。多く感じるかもしれませんが、中国で発行されている切手の中では少ないものです。
さらに、近年では中国の富裕層が投機目的で中国切手を集めるケースが増えていることも理由のひとつとなっているようです。すでに述べたとおり、人気の中国切手はその時代に切手収集禁止であったため、中国ではほとんど見つけられません。ですが、日本では中国切手が見つかる可能性が高いということで、多くの中国人コレクターからも注目されているために、価格が高騰しているのです。
中国切手を高額買取してもらう3つのポイント
中国切手の買取価格は、切手の人気や種類だけで決められるわけではありません。中国切手をより高額で買取してもらうために、次のポイントをおさえておきましょう。
- オークションサイトより専門業者に買取を依頼する
- 使用済み中国切手や消印がある切手も鑑定してもらう
- シート状の切手は切り離さない
オークションサイトより専門業者に買取を依頼する
中国切手を買取してもらう方法はいろいろとありますが、普通のオークションサイトよりは、切手を専門にしている業者に依頼するほうが高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。
例えば、切手の専門ではない買取業者の場合、切手1枚1枚の価値を知らないことが多く、かなり安い値段で買い叩かれてしまうこともあります。また、ネットオークションで高値がつくこともありますが、入札されないこともありますし、その後入金されるまでは時間がかかったり、トラブルがおきたりする可能性もあるなど、意外と手間がかかる場合もあるのです。
使用済み中国切手や消印がある切手も鑑定してもらう
切手の買取は、何も未使用の切手に限ったことではありません。コレクターの中には、使用済みの中国切手や消印がある切手だけを集めている人もいます。そのため、使用済みや消印つきのもの、また少し破れていたり折り目がついていたりするような切手も、とりあえず査定に出してみることがおすすめです。
シート状の切手は切り離さない
シート状の切手があった場合は、切り離さずに買取に持っていきましょう。シート状の切手には、切手と切手の間に目打ちと呼ばれる点々とした穴が空いています。これは切手を切り離しやすいように最初から作られているのですが、切手のコレクターにとっては、この目打ちもチェックする大きなポイントになっているのです。そのため、1枚でも買取はしてもらえますが、シートの方が価値が高くなることは多いのです。
中国切手を高額買取りしてくれるおすすめ業者
中国切手の高価買取のポイントをおさえたら、高額で買取してくれる業者を探しましょう。ここでは次のおすすめ業者を紹介します。
- 最短30分で出張買取してくれる「バイセル」
- 高額査定に定評のある「福ちゃん」
最短30分で出張買取してくれる「バイセル」
引用元:バイセル公式HP
CMでも有名なバイセルは、最短30分で出張買取してくれるという買取会社です。バイセルの魅力を挙げてみました。
- 日本だけでなく海外切手も買取可
- 分類してない切手もOK
- 熟練査定員がいる
- 他の店より買取金額が安ければ全品返却
- クーリングオフ制度あり
バイセルの買取の方法は、持ち込み、宅配、出張の3つがあります。利用料は一切無料ですから、宅配や出張といった方法でも料金がかかることはありません。また、熟練の査定員がいて、査定の質を保つために勉強会などを行い、査定のレベルを保つ努力がなされています。また、他社より1円でも買取金額が安ければ返却できるサービスがあるところも安心ポイントですね。
高額査定に定評のある「福ちゃん」
引用元:福ちゃん公式HP
福ちゃんは、切手の高額買取に自信をもっている買取業者。その特徴は以下のとおりです。
- 切手の目利きには自信のある査定士がいる
- 汚れがある切手や古い切手などでも買取可能
- キャンセル時も査定料はなし
- 分類していない切手もOK
- クーリングオフ制度あり
福ちゃんでも、持ち込み、宅配、出張の3つの買取方法が可能。ユーザーの時間を大切に考え、スピーディーな対応と買取を目指しています。査定士がマナー研修などを通しお客様に満足してもらえるように努めているというところにも安心感がありますね。買取件数は200万件以上という実績があるので、初めて買取をお願いする方にはおすすめです。
中国切手の買取におすすめなのは「バイセル」
引用元:バイセル公式HP
中国切手を高価買取してもらうためのポイントがおわかりいただけたでしょうか?
今回の内容を改めて振り返ってみましょう。
- 高額切手トップ3は「全国の山河は赤一色」「梅蘭芳舞台芸術切手」「赤猿」
- 切手収集禁止の時期があり発行枚数が少ないため中国切手は人気が高い
- 高価買取のためには専門業者への買取依頼がおすすめ
- 使用済み中国切手や消印がある切手も鑑定してもらう
- シート状の切手は切り離さない
- おすすめ買取業者は「バイセル」と「福ちゃん」
中国切手の買取業者選びに迷ったら、バイセルがおすすめです。顧客満足度も高いですし、他店よりも1円でも安ければ返品してもらえますから、切手についてあまり知識がないという場合にもおすすめです。
もし切手コレクションがあるなら、まずはどんな切手があるかを確認するところから始めてみてはどうでしょうか?