発行年月日1959年5月20日
総発行枚数1500万枚
額面の種類10円
切手の価値普通

切手趣味週間「浮世源氏八景」切手の概要

切手趣味週間「浮世源氏八景」は、切手趣味週間シリーズの第9弾にあたる記念切手(特殊切手)です。

発行日は1959年5月20日。額面は10円の1種類のみ、発行枚数は総計1500万枚となっています。

図柄は江戸時代後期に活躍した浮世絵師「細川栄之(画名:鳥文斎栄之)」よって描かれた「浮世源氏八景」から抜粋した「幻落雁(げんらくがん)」が採用されており、和歌を楽しんでいる2人の女性が描かれています。

彼は「十二頭身」と呼ばれる独自の様式を作風として持っており、しなやかな体躯を表現した美人画を数多く残しています。

この切手が発行された1959年は、郵政省が「記念・特殊切手の不足分はいくらでも増刷する」と公式に発表した翌年でした。この影響に加え、当時は切手ブームということで切手需要が高く発行枚数は1500万枚とかなりの量が発行されています。

切手ブームの当時でこそ価値は膨れ上がっていましたが、切手ブーム終焉後は発行枚数の多さが仇となり「浮世源氏八景」の価値は大暴落する結果となっていきます。

切手趣味週間「浮世源氏八景」切手の買取相場

切手趣味週間「浮世源氏八景」
  • 額面:10円
  • 並品:30円
  • 美品:60円
  • 使用済:50円

切手趣味週間「浮世源氏八景」10円切手の買取相場は美品状態で60円前後です。

先述したとおり、発行枚数の多さが影響し「浮世源氏八景」の切手買取における価値・買取相場は低めとなっています。

バラ状態では値段が付きにくいものの、10面シートではあれば買取相場600円前後まで上昇し、ある程度まとまった金額が期待できます。

その他「切手趣味週間」切手の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。