発行年月日1944年6月29日
総発行枚数1,060万枚
額面の種類7銭
切手の価値普通

「靖国神社75年記念」切手の概要

「靖国神社75年記念(やすくにじんじゃ75ねんきねん)」は靖国神社の鎮座75周年を記念して、1944年6月29日に発行された記念切手です。

額面は7銭の1種類のみ、発行枚数は1,060万枚となっております。図柄には「靖国神社の本殿」と「菊の紋」が描かれており、靖国神社を題材とした切手では初となるグラビア印刷(微細な濃淡が表現できる印刷方法)が用いられています。

また当時の日本は太平洋戦争(1941年~1945年)のまっただ中であり、制作費用の削減を理由に切手の簡素化が実施されていました。この影響を受けて「靖国神社75年記念」も記念切手のサイズよりも小さい、普通切手のサイズで作られています。

「靖国神社75年記念」切手の買取相場

靖国神社75年記念
  • 額面:7銭
  • 並品:30円
  • 美品:60円
  • 使用済:50円

「靖国神社75年記念」7銭切手の買取相場は美品状態で60円前後です。

発行枚数は1,060万枚と非常に多く、残存数も多数確認されていることから、単体での高価買取は難しい切手となっています。

ただし、この年代には「郵便創始75年記念」や「東京切手展記念」といった価値が高く、安定した高価買取が期待できる切手も発行されています。複数の切手が保存されたストックブックを持っている場合は思わぬ高価買取になることもあります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

おすすめの切手買取業者を3社ご紹介したいと思います。

切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。