発行年月日1942年12月8日
総発行枚数567万枚
額面の種類2+1銭・5+2銭
切手の価値普通

「大東亜戦争1年記念」切手の概要

「大東亜戦争1年記念(だいとうあせんそう1ねんきねん)」は、大東亜戦争(太平洋戦争)の開戦から1年を迎えたことを記念して、1942年12月8日に発行された寄付金付きの記念切手です。

額面は2+1銭と5+2銭の2種類があり、発行枚数は2+1銭切手は284万枚、5+2銭切手は283万枚となっています。

図柄は太平洋戦争に因んだ題材となっており、2+1銭切手には赤色印刷で「バターン半島を進軍する戦車」、5+2銭切手には青色印刷で「真珠湾攻撃」が描かれています。

また”寄付金付き記念切手”ということから、額面の横に「+1」「+2」と寄付金額が表記されているのも特徴のひとつです。この切手で集められた寄付金は国防献金や軍事調達のために使われていました。

「大東亜戦争1年記念」切手の買取相場

2+1銭切手

大東亜戦争1年記念
  • 額面:2+1銭
  • 並品:60円
  • 美品:130円
  • 使用済:110円

「大東亜戦争1年記念」2+1銭切手の買取相場は美品状態で130円前後です。

寄付金付きの切手ということもあり発行枚数が多く、切手買取における価値・需要はやや低めです。

5+2銭切手

大東亜戦争1年記念
  • 額面:5+2銭
  • 並品:90円
  • 美品:180円
  • 使用済:150円

「大東亜戦争1年記念」5+2銭切手の買取相場は美品状態で180円前後です。

こちらも2+1銭切手と同様に残存数が多く、単体での高価買取は難しい切手となります。だたし2種を所持しているのであればセットにすることでコレクションとしての価値が上がり、買取価格が上昇する場合もあります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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