発行年月日1940年2月11日
総発行枚数402万枚
額面の種類2銭・10銭
切手の価値やや低い~普通

「紀元2600年記念(一次)」切手の概要

「紀元2600年記念(一次)」は、日本の初代天皇と言われている「神武天皇」の即位から2600年を迎えたことを記念して、1940年2月11日に発行された記念切手です。

額面は2銭・10銭の2種類です。発行枚数は2銭切手が345万枚、10銭切手は57万枚となっています。

図柄はそれぞれ日本書紀に登場する題材が用いられており、2銭切手には黄色印刷で「金鵄(きんし)」、10銭切手には赤色印刷で「鮎と瓶」が描かれているのが特徴です。

「紀元2600年記念」は一次・二次発行という形で、発行日が異なる「紀元2600年記念(二次)」が存在します。買取に出す際は一次・二次揃えた状態の方が高価買取に繋がりやすくなります。

「紀元2600年記念(一次)」切手の買取相場

2銭切手

紀元2600年記念
  • 額面:2銭
  • 並品:40円
  • 美品:80円
  • 使用済:60円

「紀元2600年記念(一次)」2銭切手の買取相場は美品状態で80円前後です。

発行枚数が多いことに加えて残存数も多く、切手買取における価値はやや低めとなっています。

10銭切手

紀元2600年記念
  • 額面:10銭
  • 並品:180円
  • 美品:400円
  • 使用済:300円

「紀元2600年記念(一次)」10銭切手の買取相場は美品状態で400円前後です。

二次発行の「紀元2600年記念」を含めた計4種類の中で最も価値が高く、使用済み状態でも300円前後が期待できます。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

おすすめの切手買取業者

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

また各社ともにサポート体制が徹底されており、分からないことがあっても丁寧に教えてもらえます。切手の知識ゼロの方でも安心して利用できると思いますので、切手を売る際はぜひ検討してみてください。