発行年月日1929年10月2日
総発行枚数686万5000枚
額面の種類1.5銭・3銭
切手の価値普通

「伊勢神宮式年遷宮記念」切手の概要

「伊勢神宮式年遷宮記念(いせじんぐうしきねんせんぐうきねん)」は、第58回目となる遷宮を記念して発行された記念切手です。

発行日は1929年10月2日、額面は1.5銭(1銭5厘)と3銭の2種類です。発行枚数は1.5銭切手が342万枚、3銭切手が344万5000枚となっています。

図柄は共通して「伊勢神宮の内宮」が描かれており、1.5銭切手が紫色、3銭切手が赤色の単色印刷が特徴です。

切手の題材となっている「伊勢神宮遷宮」とは20年ごとに行われる遷宮(神殿建て替えの際に神体を別の本殿に移すこと)を指します。内宮・外宮を始めとする14の別宮の建替、調度品を新調するなどの長い期間をかけた伝統的な行事となっています。

天武天皇が定めたことから始まり、長く続く行事ですがなぜ行われるようになったかという理由はまだわかっていません。伊勢神宮遷宮は過去に延期などもありましたが、今までにも何度も行われており記念切手は何種類か存在します。

「伊勢神宮式年遷宮記念」切手の買取相場

1.5銭切手

伊勢神宮式年遷宮記念
  • 額面:1.5銭
  • 並品:80円
  • 美品:160円
  • 使用済:60円

「伊勢神宮式年遷宮記念」1.5銭切手の買取相場は美品状態で160円前後です。

発行枚数が多さに加え、美品切手の残存数も多数確認されていることから、買取における価値はさほど高くならないでしょう。

3銭切手

伊勢神宮式年遷宮記念
  • 額面:3銭
  • 並品:100円
  • 美品:180円
  • 使用済:80円

「伊勢神宮式年遷宮記念」3銭切手の買取相場は美品状態で180円前後です。

1.5銭切手よりも僅かに買取相場は上昇しますが、期待以上の買取価格になることは難しいでしょう。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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