発行年月日1900年5月10日
総発行枚数3,634万枚
額面の種類3銭
切手の価値やや高い

「大正婚儀記念」切手の概要

「大正婚儀記念(たいしょうこんぎきねん)」は大正天皇の皇太子時代の婚礼を記念し、婚儀の日程に合わせて発行された記念切手です。発行日は1900年の5月10日、20世紀(1900年代)に入って初めての記念切手となります。

額面は3銭切手の1種類のみ、図柄には「婚儀の際に渡された引き出物の三日夜餅」が描かれているのが特徴です。

また当時、日本の占領下であった中国近辺の領土で発行された切手には「朝鮮」「支那」と地名が加刷されたものも存在しています。このような切手は「在外国局切手」と呼ばれ、在中国局と在朝鮮局で使用されていました。

大正天皇に関わる切手はこの切手を含め、即位と銀婚を併せて3回発行されています。

「大正婚儀記念」切手の買取相場

大正婚儀記念
  • 額面:3銭
  • 並品:1,100円
  • 美品:2,800円
  • 使用済:60円

「大正婚儀記念」の買取相場は状態にもよりますが、美品状態で1枚あたり2,800円前後です。

在外国局切手の場合はさらに価値が高くなり、より高額の買取価格が期待できます。ちなみに価値の高さは「朝鮮」>「志那」>「日本発行」となります。

その他「記念切手」の買取相場について知りたい方は上記記事を併せてご覧ください。

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切手の価値を正しく評価するためには専門知識が必要になります。今回ご紹介する買取業者は切手に関する専門性が非常に高く、古い切手でも価値を考慮した質の高い査定をしてもらえます。

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